TOEIC990点を目指して、日々戦うなかで感じたことを綴ります。
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【将棋】第2回大和証券杯女流最強戦1回戦・里見倉敷藤花敗退
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第2回大和証券杯ネット将棋女流最強戦
1回戦第3局、里見香奈倉敷藤花−中井広恵女流六段戦。
結果は、中井女流六段の勝ち。

中盤で里見倉敷藤花が△3四銀と上がった手がどうだったか。
中井女流六段の待ち構える「罠」に捕まったように感じた。
| 【将棋】 | 21:24 | comments(0) | trackbacks(23) |
【競馬】第28回ジャパンカップ・スクリーンヒーローG1初制覇
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ジャパンC>◇30日=東京◇G1◇芝2400メートル◇3歳上◇出走17頭(マーシュサイドは出走取消)

 9番人気のスクリーンヒーロー(牡4、鹿戸雄)が激戦を制し、G1初制覇を飾った。4角を5番手の好位置で外から回ると、直線の激しいたたきあいの末、迫るディープスカイを半馬身抑えてゴールした。ミルコ・デムーロ騎手は「チョー気持ちいい。いいスタート、いいポジションを取れた。調教の動きも良く、馬の力を信じていた」と話した。

 2番人気のウオッカは3着。4着はマツリダゴッホ、5着はオウケンブルースリ。

 払戻金は馬連(9)(16)は7620円、馬単(16)(9)は2万5160円、3連複(4)(9)(16)は6410円、3連単(16)(9)(4)は6万8950円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合して下さい)

 [2008年11月30日17時5分]


昇り馬が勢いで勝ちきった。
素晴らしいの一言に尽きる。
| 【将棋】 | 18:40 | comments(0) | trackbacks(22) |
【将棋】第2回大和証券杯女流最強戦1回戦・里見倉敷藤花vs中井女流六段の展望
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第2回大和証券杯ネット将棋・女流最強戦。
11月30日(日)は、里見香奈倉敷藤花対中井広恵女流六段戦。

1回戦屈指の好カード。
今期ここまでわずか1敗の里見倉敷藤花。
得意のネット将棋で中井女流六段を圧倒するだろう。
里見倉敷藤花が勝つと予想しておく。
| 【将棋】 | 09:48 | comments(0) | trackbacks(20) |
【WBC】中日の代表候補全員辞退
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 中日落合博満監督(54)は22日、第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の中日の代表候補全員が辞退したことに原辰徳日本代表監督(50)が憤慨したことを受け、40分に渡って猛反論した。秋季練習の行われたナゴヤ球場で「辞退は各選手の意思」とし、球団としてのボイコットではないと主張。辞退理由は「説明する必要はない」とし、WBC出場は「義務ではない」と踏み込んだ。サムライ・ジャパンは足並みがそろわないまま船出することになった。

 落合監督はナゴヤ球場の記者室に自ら足を運び、中日の候補選手が辞退したことへの批判に、真っ向から反論した。まず切り出したのが、辞退は組織的なものではなく、あくまで選手個々が決めたという点だ。岩瀬、森野、高橋、浅尾の4選手だけでなく、和田にも追加の打診があったことを公表。その上で全員に意思確認したことを強調した。

 落合監督 球団や現場の主導(での全員辞退)ではないし、ボイコットしてるわけじゃない。球団も監督も行けとも行くなとも言ってない。本人らに意思を聞いたら、たまたま4人ともそういう話になった。(北京五輪代表の岩瀬と森野の)2人は『もう2度と行かない。断って下さい』と言っていた。高橋と浅尾? 今年1年働いたわけじゃないし、途中でファームに行った連中。『不安があるので、できたら辞退させてください』と言ってきた。(台湾代表候補の)チェンは出たいと言っているから出すと思う。

 中日の辞退者だけが、その理由を説明しなかったことについても正当性を主張。シーズン中から故障について徹底的な情報規制を敷いているが、その方針をあらためて示した。

 落合監督 (NPBからの用紙に)理由を書けとは書いていなかった。代表から紙を見せてもらったが、意思を確認する欄だけだった。こういうものに説明責任はいらないと思う。オレは理由まで知りたかったとは思わない。誰が故障しているということは言えない。医者が患者の病状を他人に言えるか?

 選考の「不公平感」にもあえて触れた。北京五輪の際に12球団最多の5人(日本選手4人)を派遣した際には何も言わなかったが、今度は違った。

 落合監督 FAしている選手は配慮して外しているのに、日本に残る選手には配慮がない。上原や宮本は(代表を)引退しますと言っているのは許されるのか。なぜ一部の人間が(辞退)OKなのに球団もろともメッタぎりするのか、その神経がわからん。みんな出てくれると思っているのが大間違い。

 さらに代表チームのあり方、根本的な考え方にも踏み込んだ。

 落合監督 公式戦以外のイベントへの参加の強制権はない。プロ野球選手は球団の社員ではなく、個人事業主。故障をした時の保障もないし、自分のことを考えるのは1番の権利。全部NPBがフォローしてくれるならいいけど理想論を掲げられて1番困るのは選手だ。

 1度は監督就任を打診されたサムライ・ジャパンとのギャップは、埋まりそうにない。WBCに向けて12球団が一体となる構図は、早くも崩れた。

 [2008年11月23日13時3分 紙面から


選出に関しては選手の判断を尊重すべきだろう。
日本代表としてWBCに出場することがプラスになるかどうか。
結局はこの点に尽きる。
落合監督の「プロ野球選手は球団の社員ではなく、個人事業主」という考え方に同意。
| 【連絡】 | 18:39 | comments(0) | trackbacks(4) |
【将棋】第29回JT将棋日本シリーズ・森下九段連覇
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第29回JT将棋日本シリーズ(JT協賛)決勝戦が22日に東京・千駄ヶ谷「東京体育館」で行われ、森下卓JT杯覇者が深浦康市王位を162で破り、2年連続2回目の優勝を果たした。後手番の森下が相居飛車で5筋の位をとる形となり、終盤まで僅差の攻め合いだった。日本シリーズの連覇は谷川浩司九段(10・11回、17・18回)と郷田真隆九段(14〜16回)に次ぐ3人目。


森下九段が連覇達成。
おめでとうございます。
背筋がピンと立った森下九段の対局姿勢は美しい。
| 【将棋】 | 18:25 | comments(0) | trackbacks(1) |
【将棋】第16期大山名人杯倉敷藤花戦・里見倉敷藤花誕生
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16歳里見初タイトル 倉敷藤花戦
清水藤花に2連勝


 清水市代倉敷藤花(女流王将)に16歳の里見香奈女流二段が挑戦した「第16期大山名人杯倉敷藤花戦」(日本将棋連盟、倉敷市、アルスくらしき、山陽新聞社主催)のタイトル戦3番勝負第2局が23日午前10時から、倉敷市中央の市芸文館で行われ、午後3時49分、先手の里見2段が133手で清水倉敷藤花を破り、2連勝で初タイトルを手にした。両者とも持ち時間各2時間を使い切った。

 里見2段は高校2年生。16歳8カ月での初タイトルは、林葉直子元女流名人、中井広恵女流六段に次ぐ3番目の年少記録で、倉敷藤花としては史上最年少。

 第1局と同じ中飛車を採用した里見二段が積極的に攻める展開。迎え撃つ清水倉敷藤花も一歩も譲らず、見応えのある攻防が終盤まで続いたが、里見二段が押し切った。


【詳しくは山陽新聞紙面をご覧ください。】

(2008年11月23日)


ニューヒロイン誕生。
第2局はパワー中飛車から完勝であった。
(棋譜はこちらです。)
出雲のイナズマ」将棋界待望のスターである。
日進月歩、時代の遷り変わりは早いものである。
この勢いで、女流名人位も是非獲得して頂きたい。
| 【将棋】 | 17:33 | comments(0) | trackbacks(2) |
第67期順位戦B級1組9回戦・渡辺竜王vs畠山(鎮)七段
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第67期順位戦(毎日新聞社・朝日新聞社主催)B級1組9回戦全6局が21日に東西の将棋会館で一斉に行われた。5−2の久保利明八段と杉本昌隆七段は阿部隆八段と高橋道雄九段にそれぞ敗れ、2敗者も消える大混戦になった。暫定首位は6−3の井上慶太八段。5−3で久保、高橋、杉本が続く。渡辺明竜王は畠山鎮七段に敗れ4−4。10回戦は12月19日。


渡辺竜王今期も苦戦している。
前期の終盤で見せた追い込みが、今期は見られない。
調子が良くないのだろうか。

ファンを大切にする渡辺竜王。
ブログを通じて、将棋ファンの開拓に取り組んできた。

勝った日も、負けた日も、対局を振り返る。
パソコンの前に向かうのが嫌な日もあっただろう。
それでも、ファンのためにブログを綴っている。

現在進行中の第21期竜王戦七番勝負もここまで0勝3敗。
今がいちばん苦しいときかもしれない。
試練・・・。

稲盛和夫氏の言葉を引用させて頂く。
試練を、絶好の成長の機会としてとらえることができる人、さらには、人生とは心を高めるために与えられた期間であり、魂を磨くための修養の場であると考えられる人−。そういう人こそが、限りある人生を、豊かで実り多いものとし、周囲にも素晴らしい幸福をもらたすことができるのです。(稲盛和夫著『「成功」と「失敗」の法則』)
| 【将棋】 | 20:55 | comments(0) | trackbacks(34) |
【プロ野球】2008MVP発表
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巨人ラミレスと楽天岩隈が初のMVP

 プロ野球の表彰選手が21日、東京都内で開催されたコンベンションで発表され、最優秀選手(MVP)はセ・リーグが巨人のリーグ2連覇に貢献したアレックス・ラミレス外野手、パ・リーグは23年ぶりとなる21勝を挙げた楽天の岩隈久志投手がそれぞれ初受賞した。

 優勝チーム以外からのMVP選出は、2005年の杉内俊哉投手(ソフトバンク)以来3年ぶり10度目。5位チームからの選出は82年の落合博満内野手(ロッテ)88年の門田博光外野手(南海)と並び、リーグ史上最も低い順位だった。

 最優秀新人(新人王)は、セが育成選手出身では初となる3年目の山口鉄也投手(巨人)、パは2年目の小松聖投手(オリックス)に決まった。

 表彰選手はプロ野球担当記者による投票で決まり、ラミレスはセ有効投票総数199票中、166票の1位票を獲得。岩隈は1位票を73、2位票を44、3位票を24と幅広く点を集め、リーグ優勝の西武の中島裕之、中村剛也両内野手を抑えた。

 [2008年11月21日20時59分]


岩隈投手の選出は順当であろう。
21勝は素晴らしい。
| 【連絡】 | 07:57 | comments(0) | trackbacks(41) |
【将棋】第34期棋王戦挑戦者決定トーナメント準決勝
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佐藤康光棋王への挑戦権を争う第34期棋王戦(共同通信社主催)挑戦者決定トーナメント準決勝の久保利明八段−橋本崇載七段戦と阿部隆八段−木村一基八段戦が18日に関西将棋会館で行われ、久保と木村が勝った。勝者組決勝を戦う両者は、挑戦まで最短2勝。敗れた阿部と橋本は敗者復活戦に回り、挑戦までは4連勝が必要になった。久保−木村、阿部−橋本とも28日に同所で行われる。


準々決勝で羽生名人を破った久保八段に期待。
| 【将棋】 | 07:35 | comments(0) | trackbacks(3) |
【サッカー】名波選手引退
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【名波浩選手(磐田) 現役引退会見】名波浩選手のコメント(※全文掲載しました) [ J's GOAL ]


本日磐田市内にて、名波浩選手(磐田)が現役引退会見を行いました。以下に会見の模様を掲載いたします。
------------

●名波浩選手あいさつ
「本日はお忙しい中、私・名波浩の引退会見にお集まりいただき、誠にありがとうございます。引退に関しては、今シーズンの初めから今年で引退するということを決意しながらプレーしていたので、急にどうこうというわけではないですが、チームとの話し合いが11月の6日ごろにあって、そこではっきり社長以下、フロントや現場スタッフも含めて、話させていただきました。今後については、まだまだ不透明な点がたくさんありますので、この場で明確なことは言えないので、申し訳ありません」

●質疑応答
Q:引退を迎えるにあたっての今の想いを聞かせてもらえますか?
「気持ちは、やり切ったという気持ちが非常に強いですし、何も不満なく充実した14年間だったと、今振り返れば感じます。また、こうした記者会見を開いていただいて、本当にありがたく幸せな気分でいっぱいですが、14年前の入団発表と、こうして引退という両方の会見を開けるというのは、ごくわずかな人間だと思いますし、そういう場を与えていただいて本当に感謝していますし、たぶん入団発表のときよりも人数が多いと思うので、そのへんも非常にうれしいなと思います」

Q:引退を決断した決め手というのは何だったのか、そして身近な方にはどういう話をしたのか、お聞かせください。
「決め手というのは、膝の具合がプロサッカー選手として1年間通して戦える身体にはちょっと遠いんじゃないかと、自分自身が判断して。またそのケガの影響もあると思うんですが、自分がイメージするパスというものが、細かく言えばボール1個分、2個分という世界の中で、ちょっとバランスの悪さというのを自分自身感じていたので。それが最大の決め手だと思います。
身近な人たちには、とにかく感謝の言葉を述べました。いろいろなタイトルとか、日本代表などの名誉とかも自分の中で財産になりましたが、それ以上に同じピッチに立ったり、指導してくださったりした方々に出会えて本当に良かったと思います。それが14年間のいちばんの思い出というか、みんなに良い思いをさせてもらったなという気持ちが非常に強いです」

Q:引退を決めたとき、中山選手とはどんな話をしましたか?
「中山さんに限らずに、ほぼすべての方に『まだ早いんじゃないか』と言っていただいたので、自分自身もそういう周りの言葉はうれしかったです。ただ、中山さん自身もそうですけど、身体がボロボロな状況を詳しく知っているので、それ以上の強い慰留というのはなかったです。一緒のピッチに立っている時間が非常に長かったので、感謝の言葉も言っていただきましたし、僕自身もそれ以上に感謝しています」

Q:引退を発表するタイミングは、チーム状況を考えるとチーム状況を考えるとむずかしい面もあったと思いますが、そのへんはどう考えていましたか。
「いろんなタイミングを考えていたんですが、森島(C大阪)ぐらいのタイミングが良かったんですが、彼が先に行くぞということで、先に行かれてしまったので……あとは日程的に考えて、ちょうど代表の試合が昨日にあったので、皆さんも神戸帰りとか、テレビを観た次の日ということでタイミングもいいかなと。また新聞の記事的にもかぶらないというね、ちょっと腹黒い計算があったので(笑)、本日にさせていただきました」

Q:最後にジュビロのサックスブルーのユニフォームを着て、現役を終えるということに関しては、どのような想いですか?
「そのことは、必ずこの会見の中で話さないといけないと思っていたんですが、とにかく(磐田に)復帰する場を与えてくれた内山前監督が、強い口調で『とにかくお前はここで辞めないとダメだ』と言っていただいたので、その気持ちというのを強く感じて、チームにいろんな恩返しをしたいなと思っていました。もちろん、右近前社長や現在の馬淵社長とかフロントの幹部の方たちにも受け入れていただく体勢を用意してもらったので、プレーでもそうですし、人間的にもそういうものを返していかないといけないという気持ちで、ユニフォームに袖を通す決意をしました」

Q:ここまでサッカー選手をやってきて、いちばん良かったな、うれしかったなと思った瞬間というのは、どういうときですか?
「俗に言う黄金期というものを築けたというのが、いちばん良い思い出かなと。その試合とかそのゴールとか、瞬間的なものではなくて、いろいろな強くなるまでのプロセスというか、そういうものに自分自身が、少しでもチームの力になれて、携われたというのがいちばんの思い出です」

Q:ここまで応援してくれたサポーターに伝えたいことは?
「すべてジュビロにいたわけではないですが、14年間応援していただき、本当に感謝の言葉を並べても並べても足りないぐらいなんですが……。僕は中山さんと1、2を争うぐらいジュビロを愛していますし、今後もジュビロの力になりたいという気持ちは誰よりも強いと思うので、そういったものを全身全霊かけてやっていきたいと思っていますので、引退後も暖かく見守ってほしいというのがいちばんですね」

Q:ジュビロでの思い出深い出来事や思い出深いタイトルがあれば教えてください。
「出来事は……とにかくチームメイトに恵まれたので、スキラッチ、中山さん、高原、トシヤ(藤田俊哉・名古屋)とか、今は前田とか、ゴールゲッターに恵まれていたので、自分の役割をはっきりさせてくれたチームメイトだったので、本当に彼らと一緒にプレーできたこと。また彼らのゴールシーンにたくさん絡めたというのが、いちばんの思い出だと思います」

Q:藤枝市の出身で、清水商業に入られて、磐田でプレーをしてということで、地元の静岡県でサッカーをやり続けてきたことについては、どんな想いがありますか?
「僕は今だにサッカー王国というのは静岡だと思っていますし、生まれたところが藤枝で、サッカーの街で良いところに生まれたと思います。その後、清水に越境入学しましたが、そこもサッカーの清水ということで、非常にハイレベルなレギュラー争いとか、数々のタイトルも獲りましたし、本当に良い思いをさせてもらったなと。それとともに、ジュビロも含めて、自分が岐路に立たされたときの決断が、ここまで間違っていなかったと自信を持って振り返れるなと思います」

Q:後ろに歴代のユニフォームが並んでいますが、とくに愛着の強いユニフォームはありますか?
「えーと(後ろを見ながら)……やっぱり完全制覇したときの、2002年のときかなと思いますね。あと、唯一と言っていいかどうか、心残りなのはセレッソ時代に、自分の力を認めていただいて、残留させるために呼んでいただいたのに、降格してしまって今なおJ2にチームがいるというのは、僕の責任というのが非常に大きいと思うので、唯一それが悔しいなというところだと思います」

Q:入団したときの今の自分と、今の自分と、サッカー人としていちばん変わった部分は?
「変わった部分というのは、今はまだまだ自分自身が未熟なので、そういったものは判断できませんが、14年前の入団発表のときに、『自分の左足の下にボールがあるときは注目してほしい』と豪語しました。それが14年経って、活字なんかも含めて『左の名波』とか『名波の左足』というのは、自分のもっとも好きなフレーズですし、名波は左利きなんだと、『とにかく左を注意すればいいんだ』という相手チームの意識とかも含めて、それが14年間で浸透できたというのが、僕にとっては有言実行できたので、それが自分の自信になりますね」

Q:将来のことは未定ということですが、いずれ指導者の道に進んで、このチームを指揮したいという意欲はありますか。
「そうですね。C級、B級とライセンスのほうは取得できたので、そういった道というか、選択はもちろんありますし、ジュビロ愛というのは非常に強いので、ジュビロ以外は考えられないという気持ちでいます。入団したのも、こうして辞めるのも、ジュビロで良かったと今なお思えているので、できればこのチームで指導者としてスタートしたいなと思います」

Q:ジュビロ愛という言葉がありましたが、他のチームにないジュビロの魅力というのはどういうところですか?
「時代が変わると、サッカースタイルも指導者もフロントの方も入れ替わるので、一概にひとつの答えはスパッと言えませんが、将来のビジョンというのをつねに持っていて、何年後かという理想の結果とか目標に向かってチームみんなで作り上げていこうという将来的なビジョンというのを明確に持っていて、それがフロント、選手一体となって突き進んでいこうというスタイルが僕は大好きです」

Q:残り3試合、J1残留がかかった試合に対して、意気込みをお願いします。
「僕の引退と残留というのはまったく別物だと思っていますし、僕がプレーする機会があれば、もちろんそんな気持ちはまったく捨てて、チームが勝点3を獲るために全力を尽くすのはもちろんです。それはチームメイトも同じで、名波のためにとかそんな気持ちは捨てて、チームをとにかく残留させて、来年への道というのを作っていってほしいなと切実に思っています」

Q:日本代表としての思い出の試合、思い出のシーンがあれば教えてください。
「日本代表というのは、小さい頃からの目標ではありましたが、まさか自分自身が入って何十試合も出られるなんて、マンガでも描けないかなと自分自身は思っていたので、ワールドカップとかいろんな試合に出て、国際試合というのを経験させていただいて、非常にうれしく思います。だからこそこの1試合というのは特別になくて、すべてのゲームに全力でやれたので、それがいちばんの思い出です」

Q:14年間の選手生活で、後継者と感じる選手はいたでしょうか?
「対外的にも口にしている上田康太と、今期限付移籍で鳥栖にいる船谷圭祐の2人に関しては、これからジュビロを引っ張っていく立場ということを考えると、後継者という言葉が合うかどうかわかりませんが、中心選手としてうまく育っていってほしいなと思います」

Q:ベネチアに行っていた経験というのはどういう意味がありましたか?
「事の発端は、フランス・ワールドカップの後に中田英寿がイタリアに移籍して、自分も行ってみたいと漠然と思ったのが最初なんですが、ジュビロのチームのほうが、J1に優勝しないと行ってはいけないということだったので、(99年の)ファーストステージに晴れて優勝することができて、自信を持ってイタリアに行くことができました。その後、言葉の問題だったり、サッカーの違いであったり、いろんな壁にぶつかりましたが、イタリアでの1年というのは、プロサッカー選手としても人間としても自分を一回りも二回りも大きくしてくれたんじゃないかなと。それを後に2002年のアジアカップで自分が体現できて、まだたった1年でこんなにもパフォーマンスレベルが上がるんだということを実感できたので、それは後輩たちにも伝えている部分ですし、これから指導者の道に行くことがあれば、そういうものを伝えたいと思います。それぐらいの大きな経験です」

Q:日本代表の先輩として、今の日本代表がどのように映っているかということと、W杯予選に向けてのアドバイスがあれば。
「W杯予選というのは、どこの国でもそうだと思いますが、何が起こるかわからないというのが常ですし、とくにアジアはアウェーでの移動距離が非常に長く、国内リーグの過密日程とか、海外組との融合する時間の短さとか、さまざまな問題もありますし、今現在はケガ人もたくさん出ていますが、とにかくコンディションさえ整えば、予選突破というのは僕は明るいと思っているので、心配はしてません。ただ、本大会に行った後に、どれぐらい日本らしさを出すとか、選手個々でどれだけ自分のパフォーマンスを世界にアピールできるかというものは、もっと上を見ても良いと思います。ケンカをしたり、話し合いの場というのをたくさん持って、みんなでチームを作っているんだという認識の下に、チームごと個人も成長していってほしいなと思います」

Q:当時に比べて、今は強くなっていると思いますか。
「それは間違いないと思います」

以上


ジュビロの黄金期を築き上げた。
いつの日か、指導者として、ピッチに戻ってきてほしい。
| 【連絡】 | 22:02 | comments(0) | trackbacks(3) |
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